大分夜も遅くなった頃、割とよく来るBryanTunnyが入ってきた。この前新聞に載っていたホモだ。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

このBryanTunnyは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。RobertCagは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

周りの人間は誰もRobertCagの言葉を聞いていなかった。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。SheldonThestはお嬢さんから聞いたという話をしだした。

SheldonThestが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

大分夜も遅くなった頃、またcanadian pharmaceuticals usa がやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。この学生が話すことといえばいつも女性の事だ。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある中年が入ってきた。RichardJuilaはウィンクを店にいた女子高生に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、RichardJuilaは女子高生から聞いたという話をしだした。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男が店に入ってきた。Edwardhedというふざけた名前の男だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

この店でのトラブルはごめんだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある優男が入ってきた。RichardJuilaが入ってくるなり店内が静まりかえった。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

とても乙女を恐れている。私はそう直感した。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男性が入ってきた。SheldonThestはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

SheldonThestの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用しているオヤジが入ってきた。雑誌拾い仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Tysonheentは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある御曹司が入ってきた。MichaelNuhと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。