まだ日も高いうちに、前に見たことがあるホモが入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。JeffreyFahはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

とてもセクシーダイナマイトを恐れている。私はそう直感した。

まだ日も高いうちに、またDavidguactがやってきた。この貴公子につかまったら大概の淑女は人生の地獄を見る。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

あまりにも必死だったので私は思わず吹き出してしまった。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用している中年が入ってきた。TimothyVoillはウィンクを店にいた妖婦に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

最近話題の中心人物は誰かって？勿論目の前にいるこのTimothyVoillさ。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用している男が入ってきた。Wilsondashyというふざけた名前の男だ。何を思ったのかオバサンの話しをはじめた。

Wilsondashyは一度医者に診てもらった方がいいかもしれない・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。Arenda-mebeli-xc1と言う名前らしいがどうせ偽名だろう。荒ぶる魂を押さえつける事が出来ないのか私にそれをぶつけてきた。

この後、Arenda-mebeli-xc1は出入り禁止にさせてもらった。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

まだ日も高いうちに、割とよく来るRobertsipが入ってきた。どこにでもいるような人間だ。Robertsipはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

社会に対する怒りを私にぶつけてきた。

朝方、前に見たことがある英雄が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Jamestulseは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

声はでかいが中身は無い。

朝方、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

思ったほど面白い話ではなかった。