朝方、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

朝方、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。この前新聞に載っていたホモだ。edgarcv16はガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

このホモもたまには語りたいのだろう。

朝方、見馴れない一人の御曹司が店に入ってきた。CalvinWeevaと言う名前らしいがどうせ偽名だろう。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

このCalvinWeevaという御曹司はどうも何かを隠している・・・・・・。

朝方、割とよく来るEdmondTamが入ってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。得意万面で初恋の話をしだした。

台詞がどれだけ立派でもこの紳士が言っては・・・・・・。

朝方、何回かこの店を利用しているミスターが入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。Clydehapは辺りかまわず罵った。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。

朝方、前に見たことがある英雄が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。novyjtopは1歩もその場を動こうとしなかった。

novyjtopはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

朝方、何回かこの店を利用しているプリンスが入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。KennyGlymnは周りを警戒するようにこう言い出した。

KennyGlymnの話よりKennyGlymnという名前の方が笑える。

朝方、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。Jongotが入ってくるなり店内が静まりかえった。Jongotはいかに令嬢というものが素晴らしいかを主張し始めた。

一体全体どうなってしまうと言うのか！

朝方、前に見たことがある学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

朝方、何回かこの店を利用している若者が入ってきた。KennyGlymnは終始腰を左右に揺らしている。KennyGlymnはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

眠くなる話だった・・・・。