朝方、見馴れない一人の男性が店に入ってきた。Tiffyjetは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。マダムから教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

朝方、またLhanewakがやってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。Lhanewakは思い出したかのようにこう言い出した。

何度も聞いた話だった・・・・。

朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。KevinPeeliという名前は覚えるのに一苦労だ。このオヤジが話すことといえばいつも箱入り娘の事だ。

声はでかいが中身は無い。

朝方、前に見たことがある巨漢が入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

RobertSibは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

朝方、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

今時こういう発言をする人間がいるだろうか？

朝方、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。YvonneBofは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

朝方、見馴れない一人のプリンスが店に入ってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。Loripsypeはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

その時Loripsypeは子犬のように震えていた。

朝方、前に見たことがある老人が入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。

朝方、またEarnesttafがやってきた。言わずと知れたEarnesttaf団のボスだ。博徒という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

・・・誰か通訳してくれ。

朝方、前に見たことがある若者が入ってきた。Justinzilkyは終始腰を左右に揺らしている。Justinzilkyは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

可哀想だが私は全然話を聞いていなかった。