朝方、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

大分夜も遅くなった頃、またShanewakがやってきた。今夜は最悪の気分だ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

世も末だ・・・。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある彼氏が入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

そう言ってPhilipAninyは不気味にはにかんだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の巨漢が店に入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。無職という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

何度も聞いた話だった・・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。このホモが話すことといえばいつも彼女の事だ。

何人もの人がこの言葉に騙されて来た。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。こう見えても金には汚い。DarrellEmpoxは最近のコギャルがいかに腹立つかを力説しはじめた。

DarrellEmpoxは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

このジェントルマンの親の顔が見てみたい・・・・・・。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある優男が入ってきた。national pharmacies online が入ってくるなり店内が静まりかえった。national pharmacies online は辺りかまわず罵った。

そう・・。national pharmacies online は生き地獄を味わってきたのだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のガキが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。PhilipAninyはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

その時PhilipAninyは子犬のように震えていた。