大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の色男が店に入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。Anya113Olは1歩もその場を動こうとしなかった。

このAnya113Olは友達がほしくて仕方がない哀れな人物である。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の未成年が店に入ってきた。未成年の美貌に店内中のレディが息をのむ。KathleenBewはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

周りの人間は誰もKathleenBewの言葉を聞いていなかった。

大分夜も遅くなった頃、またCryptoScan Downloadがやってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。CryptoScan Downloadはつっけんどんな態度でこう言った

CryptoScan Downloadが他の客に悪戯を働かないよう注意が必要だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。店に入る前からPatrickQuimiは酔っ払っていたらしく、来てそうそう床に吐いた。私のむなぐらをつかむと今にもあばれそうな勢いでこう言った。

そんな事よりさっさとヅラを直したらどうだ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。Rickyutemoはいかに美人というものが素晴らしいかを主張し始めた。

・・もう待ち合わせの相手は来ないだろう。

大分夜も遅くなった頃、またCryptoScan Downloadがやってきた。腕に恋人の名前が彫ってあるらしい。・・別れた恋人のだが。何を思ったのかレディの話しをはじめた。

何度も何度も自分に言い聞かせていた・・・。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Lindapefはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

とても箱入り娘を恐れている。私はそう直感した。

大分夜も遅くなった頃、またCryptoScan Downloadがやってきた。この前サツにつかまったと聞いていたが違う人物だったらしい。CryptoScan Downloadはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

CryptoScan Downloadの話を聞いていると私まで憂鬱になる。

大分夜も遅くなった頃、割とよく来る50style.ruが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。50style.ruはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

そういう話は犬にでもしてもらいたいものだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の二枚目が店に入ってきた。二枚目はマダムを探しているらしく、私に顔を近づけると口臭を放ちながら喋り出した。

何度も何度も同じ言葉を繰り返した。