まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用しているプリンスが入ってきた。愛玩のバービー人形を片時も離さない。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

思ったほど面白い話ではなかった。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。Barbaravatはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

これのどこが笑える話なのだろうか？

まだ日も高いうちに、見馴れない一人の野郎が店に入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。ScottVekはマドンナから聞いたという話をしだした。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

まだ日も高いうちに、何回かこの店を利用している男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。JamesSokは辺りかまわず罵った。

JamesSokは何故か自分の携帯電話が鳴ることに酷く怯えているようだった。

朝方、前に見たことがあるガキが入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。何を思ったのか美女の話しをはじめた。

店内の客全員がRandellGomを優しい眼差しで見つめていた。

朝方、またJeffreyboiniがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Jeffreyboiniはあふれる涙を拭こうともせず、ただこう言ったのである・・・・。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

朝方、またJeffreyboiniがやってきた。見ているこちらが辟易するくらいの派手な衣装だ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

人妻とギャンブルと酒の話。このプリンスには3種類の話題しかない。

朝方、前に見たことがあるオヤジが入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Melvinevinaは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

この台詞に何の意味があるというのか・・・・・・。

朝方、前に見たことがある若者が入ってきた。moscowatchs.ruは終始腰を左右に揺らしている。moscowatchs.ruはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

私に何か期待している口ぶりだ。

朝方、またJeffreyboiniがやってきた。食えない・・・その手の人間だ。売人という職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

このジェントルマンの何を信じればいいと言うのか。