店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある学生が入ってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。NormbbggRotteはカウンターの上にあったニューヨークタイムズを明読し始めた。

そう言って体をピクピク痙攣させた。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している旦那が入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。bicは1歩もその場を動こうとしなかった。

何度も聞いた話だった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。言わずと知れたTraceyrep団のボスだ。Traceyrepは1歩もその場を動こうとしなかった。

声はでかいが中身は無い。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用しているダンディが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。このダンディが話すことといえばいつも女子高生の事だ。

思ったほど面白い話ではなかった。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがあるダンディが入ってきた。今夜は最悪の気分だ。バーボングラスをみつめながら、つぶやきはじめた。

今時こういう発言をする人間がいるだろうか？

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している色男が入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

愛されたい。私にはそう言っているようにしか聞こえなかった。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある色男が入ってきた。インテリを装ってはいるがかなりワルそうだ・・・。RaymondSponsは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

その時RaymondSponsは子犬のように震えていた。

店も賑わいを見せる頃、何回かこの店を利用している男が入ってきた。bicというふざけた名前の男だ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

そう言って小粋なステップでダンスを踊った。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人の未成年が店に入ってきた。未成年の美貌に店内中の女郎が息をのむ。Thomasgogは女郎から聞いたという話をしだした。

そういう話は自分の胸に閉まっておいたらどうだ。

遅い昼飯でも食べに来たのか、見馴れない一人の若者が店に入ってきた。JuliusViefeはウィンクを店にいた年増に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、JuliusViefeは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

可哀想だが私は全然話を聞いていなかった。