朝方、前に見たことがある若者が入ってきた。若者の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

この若者の親の顔が見てみたい・・・・・・。

朝方、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。なぜか、宝塚口調で喋り出した。

そう・・。Jenniferdopは生き地獄を味わってきたのだ。

朝方、見馴れない一人のガキが店に入ってきた。どこにでもいるような人間だ。RonaldSafは妖婦から聞いたという話をしだした。

その時RonaldSafは子犬のように震えていた。

朝方、前に見たことがある巨漢が入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

誰かこの巨漢を止めてくれ。

朝方、見馴れない一人のジェントルマンが店に入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。DanaKaxはつっけんどんな態度でこう言った

・・・誰か通訳してくれ。

朝方、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

事実だとしたらかなりやばい話だ。

朝方、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。青年の美貌に店内中の生娘が息をのむ。Rodolfohoastは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

これ以上は暴力的発言が多かったので省かせてもらった。

朝方、見馴れない一人の旦那が店に入ってきた。この前新聞に載っていた旦那だ。Williamfonは今の仕事の無職を辞めたいというような話をしてきた。

そう言いながらWilliamfonは恍惚の表情を浮かべた。

朝方、前に見たことがある色男が入ってきた。色男はチャック全開に気づいている様子もない。NolanDipはライムを織り交ぜてリズミカルにこう語った。

昔はもっと素直ないい子だったのに・・・。

朝方、見馴れない一人の男の子が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。何を思ったのか女子高生の話しをはじめた。

今夜が一段と冷えるのは深々と降り積もる夜雪のせいだけでは無いだろう。