大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のオヤジが店に入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。Priscillaswaleはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

なかなか話し上手なオヤジだ。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある英雄が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Justineloldはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Justineloldは辺りかまわず罵った。

この彼氏は金の話しかしてこない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。NormafAkは思い出したかのようにこう言い出した。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の老人が店に入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。LaurentGaGは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

そう言いながらも目線は先ほど店に入ってきた彼女に釘付けである。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。自分の事を素晴らしくモテるタイプだと勘違いしている。JamesCokはいかに小娘というものが素晴らしいかを主張し始めた。

何を語っても冴えないミスターだ。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またЗвёзды Телеграмがやってきた。最近、肉体に衰えを感じると嘆いているらしい。Звёзды Телеграмは独り言をブツブツ言いながらテーブルについた。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

そう言ったAnthonyvokの表情は酷く疲れていた。

他の客も酔いが回ってきた頃に、またЗвёзды Телеграмがやってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。バーテンダーという職業が気に入っているらしくこんな話をはじめた。

今ここに一人の神が誕生した。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。WendyFuhは店内中の生娘に投げキッスをし、生娘から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

それはここで言う事では無いと思うのだが・・・。