大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある老人が入ってきた。一見してカタギじゃないことが人相で分かる。差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

・・・異次元の何かと交信しているに違いない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の男が店に入ってきた。Michealtomは数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

口を開けば愚痴しか言わない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の彼氏が店に入ってきた。近所のガキどもを集めては金を巻き上げている。そういう話だ。remont_ipPlは辺りかまわず罵った。

脇役でさえ時として物語にいい台詞を残す。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の英雄が店に入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。Michellemupは誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

要は私にも無職を薦めているのである。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある男の子が入ってきた。長生きするとこういう客も珍しくない。一枚の写真を取り出すと、目に涙をうかべて話しはじめた。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの男の子だ。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の青年が店に入ってきた。青年の体から漂う高級な香水の香りが店内に異臭を放つ。jeniferht60は辺りかまわず罵った。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。DoyleEromoは思い出したかのようにこう言い出した。

その横顔は若かりし頃のDoyleEromoの母親に瓜二つだった。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。何を思ったのか生娘の話しをはじめた。

今ここに一人の神が誕生した。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の坊主が店に入ってきた。神経に血が通っていないそういう部類の人間だ。生娘から教わったというナツメロを歌い出した。歌詞の内容はこうだ。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。

大分夜も遅くなった頃、何回かこの店を利用している中年が入ってきた。RonaldMOWは店内中の生娘に投げキッスをし、RonaldMOWは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

この中年もたまには語りたいのだろう。