他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のJamesTepがいつものように入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。JamesTepはつっけんどんな態度でこう言った

この台詞を最後にしてこのダンディは旅立った・・・・・。

他の客も酔いが回ってきた頃に、前に見たことがある男性が入ってきた。StephenAnyncはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。額、首筋、わきの下を一通りハンカチで拭くと、唾を飛ばしながらこう言った。

冗談にしては笑えない。

他の客も酔いが回ってきた頃に、割とよく来るRobertTomが入ってきた。着やせはするが、体には自信があるらしい。何を思ったのか彼女の話しをはじめた。

私の意識はRobertTomの鼻の穴から伸びている一本だけ長い毛に釘付けで、話を聞いている余裕はなかった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、この店の常連のJamesTepがいつものように入ってきた。食えない・・・その手の人間だ。JamesTepは思い出したかのようにこう言い出した。

「誰も自分を分かってくれない・・」最後にそうつぶやいた。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある貴公子が入ってきた。聞いたこともない会社のこれまた聞いたこともない肩書きを持つ。私にペコペコお辞儀をすると童子のような眼で語り出した。

家族を捨て、故郷を捨て、そして自分さえも捨てようとしている。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがあるジェントルマンが入ってきた。裏の世界しか見てこなかった、世の中にはそういう人間もいる。私しか話し相手がいないのか真っ先にこちらへやって来た。

中身の無いジェントルマンだ。

店も賑わいを見せる頃、この店の常連のJamesTepがいつものように入ってきた。JamesTepは店内中のコギャルに投げキッスをし、JamesTepは辺りかまわず罵った。

そう言ってJamesTepは不気味にはにかんだ。

店も賑わいを見せる頃、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。一度見たら決して忘れる事が出来ない強烈な風貌だ。ErikaBrestは貴婦人から聞いたという話をしだした。

何度も聞いた話だった・・・・。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある学生が入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。RandyScocaは現地の人間でも分からないのでないかという癖のある訛りでがなりだした。

声はでかいが中身は無い。

店も賑わいを見せる頃、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目はマドンナを探しているらしく、Michaelvizはスラム街のど真ん中で聞いたという儲け話を始めた。

Michaelvizは何が面白かったのか自分の話で爆笑していた・・・・・。