朝方、前に見たことがある二枚目が入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。JustinEluShはマドンナから聞いたという話をしだした。

この二枚目もたまには語りたいのだろう。

朝方、見馴れない一人の女殺しが店に入ってきた。この女殺しにつかまったら大概のレディは人生の地獄を見る。JustinEluShは辺りかまわず罵った。

このJustinEluShという女殺しはどうも何かを隠している・・・・・・。

朝方、見馴れない一人の学生が店に入ってきた。クリスマスとイースターが一緒に来たかのような酒機嫌だ。得意万面で初恋の話をしだした。

台詞がどれだけ立派でもこの学生が言っては・・・・・・。

朝方、見馴れない一人のミスターが店に入ってきた。言わずと知れたOswanSpefs団のボスだ。OswanSpefsは私を見つけると嬉しそうに近づいてきた。

慰めはいらない。要はそれが言いたいのだろう。

朝方、見馴れない一人の優男が店に入ってきた。HollyMumが入ってくるなり店内が静まりかえった。HollyMumは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

HollyMumはその曇った瞳で何を見ていたのだろうか。

朝方、前に見たことがある二枚目が入ってきた。二枚目は老婆を探しているらしく、Josephsixは老婆から聞いたという話をしだした。

Josephsixの話よりJosephsixという名前の方が笑える。

朝方、見馴れない一人の男性が店に入ってきた。JanetCrerbはいかにも追われている、そういう感じだった・・・。JanetCrerbは一枚一枚時間をかけてゆっくりと妖艶に脱ぎ始めた。

そしてこの後、驚愕の事実が！

朝方、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Curtisbruigはウィンクを店にいた大和撫子に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、差し出した一杯の水を飲み干すとくたびれた声で一つの話をした。

それでよく今まで生きてこれたものだ。

朝方、見馴れない一人の中年が店に入ってきた。Terrynagはウィンクを店にいた貴婦人に送り（片目だけのウィンクはできないらしい）、Terrynagはガタイに似合わず甲高い声でこう言った。

眠くなる話だった・・・・。

朝方、見馴れない一人の紳士が店に入ってきた。断っておくが、この店はこういう客ばかりじゃない。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

うん？どっかで聞いたような台詞だ・・・・・。